合気道錬身会は養神館の塩田剛三先生の高弟千田務師範の指導する団体

合気道は、自分の一番強い力で相手の一番弱い部分を力をぶつけ合わずに攻めることで、力の強弱や体の大小といった差を埋め、相手に技を施すことができます。

合気道錬身会では、まず基本姿勢から自分の力を一つにまとめ、最も効率の良い力の出し方を学びます。次に基本の技を反復稽古する中で相手の力の入らない部分、弱い部分を覚えます。それら稽古を続ける中で相手と力も心もぶつけ合わないことを学びます。これによって相手の力や心が見えるようになり、その力に自分の力を合わせて技を施すことができるようになります。

初心者には指導員が付き、それぞれの人に合ったペースで無理なく指導しますので、あまり運動に自信がない方や年配の方でも安心して稽古できます。

① 合気道の理合い

合気道の技が老若男女を問わず誰にでもできるのは、非常に合理的かつ効率的であるからです。合気道の技は

  1. 自分の一番強い力の出し方を学ぶ
  2. 相手の一番弱い部分を攻める
  3. 相手と力をぶつけ合わない

という考え方で成り立っています。

自分の一番強い力で相手の一番弱い部分を力をぶつけ合わずに攻めることで、力の強弱や体の大小といった差を埋め、相手に技を施すことができるのです。

このような武道の考え方は、日常生活やその他の場面でも幅広く応用することができます。

合気道錬身会では、稽古や理合いを通じて礼儀や相手を思いやる心、反復や継続の大切さといった日本古来の価値観を伝えたいと考えています。

② 稽古方法について

前述したように自分の一番強い力の出し方、すなわち安定した姿勢作りを最初に行います。構えや6本からなる基本の動作で、自分の力のまとめ方や中心線を確認し、その姿勢を崩さずに動くための方法を学びます。

次に技において相手の弱い部分の攻め方を学びますが、基本動作などで身につけた力と合わせることを目指します。

上達するに従い、相手の力とぶつけ合わずに技を施す方法なども研究します。それぞれの段階に応じて達成目標が異なり、同じ技を練習していても年齢や段級位などに応じて目標とするものが変化してゆきます。従って初心者と上級者など力に差があっても一緒に稽古することができます。

③ 合気道の技とは?

一般的に関節技のイメージが強いかもしれませんが、実際には投げ技の方が多く存在します。また関節技は痛みを伴い怪我しやすい印象があるかもしれませんが、合気道における関節技はほとんどが順方向(関節が曲がる方向)に極めます。従って無理に逆らったりしなければ痛みも伴いませんし怪我もしません。

投げ技も含め技はまず受け身の取り方から順を追って練習します。

また初心者には指導員が付き、それぞれの人に合ったペースで無理なく指導しますので、あまり運動に自信がない方や年配の方でも安心して稽古できます。

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